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匠が語るリフォーム 「築80年の日本家屋の趣を残したモダンな夫婦の家」杉並区・三田邸

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匠が語るリフォーム Vol.2
「築80年の日本家屋の趣を残したモダンな夫婦の家」杉並区・三田邸

今回のリフォーム物件は、大正時代の風情ただよう、築80年の日本家屋。

「祖母の思い出を残しつつ、快適な結婚生活を送るためにリフォームしたい」という施主・三田夫妻の思いに応えてくれたのが、「和とモダンの融合者」と呼ばれる建築家・川口とし子(アーキスタジオ川口一級建築士事務所)だ。画期的ともいえるリフォームを終えてから約1年半、久しぶりに再会した三人に、今回のリフォームについて当時を振り返りながら語っていただいた。

今回のリフォームを決断されたきっかけをお聞かせ下さい。
三田夫人 この家は元々祖母が住んでいた家で、子供の頃からよく遊びに来ていて、大好きな家でした。築80年も経つのですが、祖母が4年前に亡くなって、3年間空き家になっていたのです。そこで、私たちの結婚が決まった時、なんとかリフォームしてこの家で新しい生活を始めたいと思ったのです。
三田 大正時代の趣が残る日本家屋ですが、その古さゆえに老朽化も激しく、ここで新しい生活を始めるにあたっては、多くの不都合がありました。建具も古く開閉 し辛いし、床板のいたみも激しく、中でも一番気になったのは、毎日使う水回りです。キッチンは古いうえに、小さくて使い勝手が悪く収納スペースもありませんでした。お風呂も古く、日当たりが悪いうえに、狭いのが難点でした。だから、最初はまず水回りからリフォームしようということで、キッチンやバスのショウルームを見て回っていたんです。祖母が残してくれた大切な家を受け継ぐためにも、問題点をリフォームという形で克服して、もっと快適な新婚生活を送りたいというのが私たちの希望でした。

[三田邸外観]
そんな二人のご希望を、託された川口先生はどんな思いでしたか?

[三田夫妻]
川口 実は、奥様からこの家のリフォームに対する思いが綴られた手紙をいただいたんです。大好きだった祖母の家のたたずまいを出来るだけ残しつつ、快適な新婚生活を送れるようにしてもらいたいという切なる思いが文面からひしひしと伝わってきました。だから、このリフォームをお受けしたのは、奥様のその思いに突き動かされたというのが、正直な気持ちです。
三田夫人 川口先生に引き受けていただき、本当に幸運でした。
川口 幸運だったのは私の方ですよ(笑)。こういう歴史を持った風情ある家屋に関わらさせていただくことは、めったにありませんから。初めてこの家を訪れた時、本当に驚い たんです。この家は関東大震災後に建設され、東京大空襲も免れた貴重な民家ですし、何よりもお祖母さまが大事に守ってきた家、女性が大切に受け継いできた家ということにも興味が涌きました。
改装前のお住まいを拝見されて、どのような印象を持ちましたか?
川口 この家は、西側に台所と浴室といった水回りと、南の庭に面した居間、東側に8畳と6畳の和室、6畳の客間の3部屋が配された平屋でした。6畳と8畳の和室に客間と掘りごたつのある居間が二人の生活空間なんですが、ここは広さは充分ですが、間取りや仕様には無理があり、狭い部屋で使い勝手が悪いという印象がありました。

[川口先生]
先生にリフォームに関してのイメージは伝えていたのですか?

[温かみのある和室]
川口 奥様から改装前にメールで理想の住居の雰囲気を送っていただきました。それは、以前、奥様が遊学されたことがあるカナダの住居の画像などを含むものでした。床は無垢の素材のフローリング、水回りは現代風だけども木のぬくもり を感じさせるスタイルをお望みでしたので、イメージはだいたい涌いてきましたね。
三田夫人 昔の家で部屋が土壁に囲まれ、採光が限られていたせいか非常に暗かったので、光がたくさん入る、明るく開放的な雰囲気にしてほしいというのが一番の要望でした。
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